文理コースは難関私立大学から中堅私立大学を目指すコースです。語句に英語学習に力を入れ、英語の実力をつけるためにさまざまな取り組みをしています。1年生でじっくりと基礎力をつけ、2年次以降に備えます。合わせてネイティブ講師の授業も取り入れ、4技能のうち、比較的苦手な人が多い「聞く」と「話す」に重点を置いています。英語が得意・不得意に関わらず、学びやすく力をつけられる工夫を今後も続けていきます。また文理コースの生徒は、クラブ活動を最後までやり切る生徒が多く、クラスの雰囲気も明るいのが特徴です。クラブ活動に熱心な生徒は、学校生活の基軸がしっかりしているので、受験勉強の段階でスイッチが入ると、短期間のうちに飛躍的に実力がつくケースも少なくありません。さらに、一般受験で頑張ろうとしている生徒たちに対しては、希望に近づけるよう、とことん寄り添って指導する態勢も整っています。勉強やクラブ活動といった様々なフィールドで活躍する生徒たちが共に学ぶことでよい刺激を受け、よい結果を生み出しています。

1年次に「校内留学」と題して、ネイティブ講師による英語漬け講習を実施します。講師の出身地は世界中にまたがっており、歴史や文化の背景も様々です。高校生への指導はもちろんのこと、豊富な社会経験をもつ講師と多くの時間をともにすることで、広い見識と多様な価値観を身につけることができます。また、講習は2年次に控えるシンガポールでの海外語学研修旅行（修学旅行）を見据えた事前学習も踏まえており、海外渡航・生活における様々な場面を想定したものとなっています。生徒が学校という身近な学習環境において“留学体験”をすることができるというコース独自の取り組みです。