2024.10.25

一貫コース地域研修旅行最終日

昨夜は佐世保市内に宿泊し、今朝は5時半から希望者を連れて佐世保港を散策しました。港には豪華客席やイージス艦が停泊し、オリオン座が煌々と輝いていました。カトリック三浦町教会は1931年に建てられたゴシック建築で、カラフルなステンドグラスが特徴です。大戦中は爆撃目標になるため黒く塗られましたが、今なお平和都市・佐世保の象徴として人々に愛されています。生徒たちは歴史を背負った教会を見て、平和への想いを強くしていました。
博多へ向かうバスでは、4日間一緒に旅をしてきたガイドの中里さんと運転手の久保田さんに対して、感謝の気持ちを込めた作文朗読がありました。稲佐山の狭い坂道で不可能と思えるようなバスのすれ違いを難なくこなす運転技術、車内での知的好奇心をくすぐる話に加え、観光地での的確な案内をするツアーガイド。見えないところまで気を配るプロフェッショナルの姿に対して、生徒たちは深い感謝を述べていました。
涙の別れのあとは、博多駅周辺の班別研修です。班それぞれに地下鉄に乗り込み、観光、グルメ、お土産購入などに奔走していました。
4日間のこの旅行は、地域研修と冠するにふさわしい内容で、九州地方の歴史、文化、地理的風土を楽しみながら学べる最高の旅でした。また、生徒たちの素直な人柄が、旅先で色々な人と素敵な出会いを生み出しました。
この旅は終わりますが、まだ高校生活という旅は続きます。生徒たちの残りの高校生活が実り多き旅となることを願って、研修旅行記を閉じたいと思います。

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