創部初の「通い合宿」を実施
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年最初の活動報告となります。今年1年が私たちだけでなく、皆様にとっても充実したものとなるよう、お祈り申し上げます。
さて、早速のご報告となりますが、昨年末12月25〜27日(水〜金)の3日間において「通い合宿」を実施しました。これは創部初の試みとなります。
実施の目的として、1日をサッカー漬けで過ごすことで「サッカーを改めて知り、慣れ親しむこと」や、チームメイトと1日一緒に過ごすことで「時間と空間を共有したうえで、チームビルディングを図りたい」、そして何より「新チームで迎える初の公式戦『新人戦』を勝ち上がっていくためにも、チーム戦術への共通理解を深めたい」といったことを掲げておりました。
そもそも、本校女子サッカー部では、高校から初めてサッカーを経験する部員も少なくありません。そうした中でサッカーのテクニックや戦術などを含めた競技の基本的な原理・原則をチーム全体で再確認すると共に、春・夏の遠征合宿に加え、本校の年間合宿規定の範囲内で宿泊を伴わずにさらなるチーム強化を図ることを目指すといった経緯で、今回の「通い合宿」が実施されました。
3日間のうち、最初の2日間では、「講義→実技」の流れを午前・午後の計2回実施し、講義を通じてサッカーを学び直すと共に、そこで理解した内容を、実技で実践するというものであり、さらに最終日では、それまでの「講義→実技」の流れに加え、最後に練習試合を行うことで、合宿の成果を試すといった形でフィナーレを迎えるといったものでした。最終日の講義では、本校特進コース兼男子サッカー部OBであり、現在兵庫県にて理学療法士としてご活躍の山本敬さんを招き、「W-upの生理的効果」と題した講義の中で「試合準備はW-upの質が鍵を握る」ことを再確認し、実技において試合前のW-upを実際に指導していただき、その後練習試合(vs 日体大SMG横浜U-18)に臨みました。
生徒にとっては、長時間にわたるサッカー漬けに加え、通い合宿による移動負担も疲労に加わり、大変な日々であったと思われます。しかしながら、実施後には「この合宿を通してわからないことをストレートに伝えて、聞いて、話し合うといったコミュニケーションの量が増え、その質も上がった」、「トレーニング後の食事のところの意識が上がり、補食を持って来ようと思えるようになった」、「『講義→実技』だったから、いつもの練習よりも講義で学んだことをどうしたら活かせるかをよく考えて実技に取り組めた」、「(サッカーの)分析の仕方がよりわかったので、これからの試合後に活かしていきたい」、「実施前はプレー中の声かけの際に、何も考えず指示していたけれど、今回改めて学んだので原則を気にしながら守備の声かけをしていこうと思った」などのポジティブな感想が挙げられた。遠征合宿さながらの「実り多き合宿」になったと思われます。断片的ではありますが、通い合宿での様子をここでは掲載いたします。
今回の通い合宿実施にあたり、学校のない冬休みにも関わらず、生徒保護者の皆様にも練習見学へ来校いただいたり、差し入れなどもいただいたり、また連日朝早くから送り出し、夜遅くまで温かくサポートをしていただき、本当にありがとうございました。目前の新人戦で勝ち上がることを目標に、さらにチームとして成長していきますので、引き続きご声援とご協力をよろしくお願いいたします。
また、日頃より興味・関心を持って応援していただいている関係者の皆様におかれましても、いつも本当にありがとうございます。以下に新人戦に関するご案内を掲載しますのでご確認ください。改めまして。引き続きご声援をよろしくお願いいたします。
●高校女子サッカー・新人大会(詳細)
1月13日(月・祝)
●一回戦 vs 法政国際高校
12時50分キックオフ @湘南台高校
1月19日(日)
●二回戦 vs 藤沢清流高校
15時30分キックオフ @相模原弥栄高校
トーナメント方式に基づき、その後勝ち上がると、1月25日(土)、2月2日(日)、9日(日)と試合が行われていきます。
(※いずれも会場・時間未定・以下HPにて情報更新されますので、そちらを追ってご各位に願います。)
神奈川県サッカー協会HP・高等学校女子サッカー新人大会
https://kanagawa-fa.gr.jp/competition/w_hs-2024-new/