2023.08.01

2023年度山岳部夏合宿~北八ヶ岳縦走に挑戦~

7/24(月)〜7/27(木)の3泊4日で夏山合宿を行いました。この4日間本当に天気に恵まれ、北八ヶ岳の山々が見せるさまざまな姿を見て、日常では味わえないような貴重な経験が出来ました。1日目は渋の湯登山口から高見石小屋を経て、白駒池キャンプ場へと行きました。途中南八ヶ岳を思わせるような岩場があり、高度を上げると静寂な苔の森に。まるでジブリのもののけ姫の世界に入り込んだかのような場所でした。テント場到着後、ひと息ついたところで、テントを立てて食事の準備に取りかかりました。この日の夜ご飯は肉うどんでした。肉の量が多く、食べ切るのに苦労をしていましたが、何とかたいらげ、就寝。
2日目は白駒池キャンプ場から麦草峠、茶臼山、縞枯山、雨池を経て双子池キャンプ場へ向かいました。1日目以上に長く歩くため、さまざまなことが懸念されましたが、生徒たちが互いに助け合うことが出来ていたおかげか、大きな問題もなく全行程やり抜くことが出来ました。このコースは縦走路の中に多数の池を通過するコースとなっていて、それぞれの池が見せる美しさが異なっていて、楽しむことが出来ました。また、1日目の炊事の失敗を生かして夕食はそばにチャレンジしました。茹で加減もちょうどよく、それぞれが持ち寄ったトッピングを分け合いながら和気藹々としたひと時を過ごすことができました。
3日目。双子池キャンプ場をあとにして双子山、大河原峠、将軍平を経て百名山の蓼科山に登りました。この日のメインは蓼科山ですが、双子山から見える蓼科山は、蓼科山下山後蓼科牧場から見た山容とは姿形が異なっており、一つの山を色々な形で堪能できたことが印象的です。3日目にもなると、生徒たちの疲れは最高潮でしたが、体の不調はないかなど声をかけあうことが自然と出来ていたおかげで、無事に何事もなく、終わることが出来ました。3日目の最後には例年冬合宿でお世話になっている小梨ロッジさんに宿泊させて頂きました。縦走中はお風呂に入ることが出来なかったので、ここで入ることが出来たのは望外の喜びだったようです。やはり、我慢していたものを解き放つその瞬間はたまらないものがあります!食事もロッジの方の美味しい手料理を残さずきれいに食べ切りました。
4日目。朝ごはんを食べ、バスで学校に向かっています。4日間重い荷物を背負って歩き切ったのでバスの中ではみんなグッタリしています。その疲れの分、本当に貴重な経験が出来たのではないでしょうか。
青苔荘さん、双子池ヒュッテさん、小梨ロッジさん、生徒たちの合宿にご協力いただきありがとうございました。また、保護者の皆様にも山岳部の活動に日頃よりご理解とご協力くださり、感謝申し上げます。今後とも応援のほど、宜しくお願い致します。

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