ジュニア全日本自転車競技選手権大会ロードレース 山口凱生君3位入賞!
6月26日に京都府美山町でジュニア全日本自転車競技選手権大会ロードレースが開催され特進3年1組の山口凱生君が出場し、3位という成績を収めました。全国から127人の出走者が集まりました。10.3kmのコースを8周回する過酷なレースで、3月から本格的に全日本に向けてトレーニングを重ねてきました。コーチはいないので練習から食事、体重管理、バイクの調整に至るまで全て自己管理しなければいけませんでした。練習は、平日は下校後にエアロバイクで室内トレーニング、休日は1日で100km越えのトレーニング(時間にして4〜5時間)を毎日こなしました。
本来はレースの運びとしては空気抵抗を減らすため、集団内にいることが得策ですが、自分の実力を余す事なく見せつけて勝利するという強気の作戦でレースに挑みました。
レース中は、序盤はから拮抗する厳しい展開になり、残り3周というところで、先頭の選手と1分ほどの差ができており、危機感を感じ、登り坂で勢いよく集団から飛び出しました。その時の心拍数は200を超えていました。そして先頭の選手に追いつき、ゴールまでこのままいける!と思い優勝を意識しましたが、とても悔しいことに脚がつってしまいました。その後脚がなんとか回復したのでゴール前のスパートをかけました。ゴールまで残り500mの時点で先頭集団は20人ほどでした。隣の選手とぶつかるぐらいの近さでそのままスパートをかけて時速60キロで快走しゴールラインを切りました。個人的にはこの全国大会で3位という結果には満足していませんが、自分が出来る事は全てした結果です。また当初意識していた積極的にレースを動かしていくことができた点は満足しています。後悔の残らないレースにする事ができてよかったです。今まで支えてくれた家族をはじめ、お世話になった方々に感謝します。3年間ありがとうございました。
ここで高校生での競技レースは引退となりますが、私は選抜クラスに所属しておりますので、これから受験勉強に専念したいと思います。
掲載日:2022年7月11日