「神奈川大学全国高校生俳句大賞」入選


「くっついて 姉妹みたいな さくらんぼ」

 今年度行われた「神奈川大学全国高校生俳句大賞」(今年で22回目)において、進学コース1年3組野口莉瑚さんの作品が、「一句入選」に選ばれました。
 春の穏やかさや「さくらんぼ」の可愛らしいイメージを余すことなく表現している、今の季節にぴったりの作品です。高校1年生らしい素直で口語的な言葉選びによって、つい鑑賞者は口元をほころばせてしまうのではないでしょうか。
 俳句は17音でつづられる一つの物語です。文字数が少ないからこそ、ひとつひとつの言葉とじっくり向き合う機会になると考えます。野口さん、おめでとうございます。
                        教科担当者

 この度は、数多くの俳句の中から一句入選に選ばれたことをとても光栄に思っています。私は中学校の頃から、国語の授業における「俳句創作」をいつも楽しみにしていました。言葉を選んだり語順を考えたりと試行錯誤する時間の中で、日本の季節や文化に触れるとともに新たな自分を発見することもあり、とても良い経験となっています。このような賞をいただく経験は初めてで、自分が表現したものがこのように評価してもらえて嬉しいです。今後は、日常生活においても言葉を意識し、丁寧に扱うことで、さらに自分を表現することの楽しさや、その力を伸ばしていきたいです。俳句を作る上で関わっていただいた先生方に感謝をし、これからも精進していきます。
                          野口莉瑚


掲載日:2022年3月16日

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